出産は、鼻からスイカと言うより硬いう〇こを出すような感じだった

切迫早産
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私の出産記録(長男)

 

陣痛に悶えている夜の10時から、私はNST(ノンストレステスト)というモニターをつけられていた。

 

これは、胎児の心拍と子宮の収縮を確認するものなのだが、切迫早産で入院すると2日に1回午前中に40分行われた。

 

しかし状況によって毎日行うときもあれば、さらに張りが気になるようであれば1日に何度もするときもあった。

 

 

このおなじみの機械のベルトを2本腹に巻かれ放置される私。

ノンストレステストというが、巻かれているほうはストレスがある。

 

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どSの助産師

おなかはすごく痛い。

生理痛のめちゃくちゃ痛いのがずっと続く。

 

 

 

1時間後、様子を見に来た年配の助産師さんが黙って部屋に入ってきた。

 

「・・・。」

モニターから出てくる紙を見る。

 

「・・・。痛い?」

 

「痛いです・・・。」

 

子宮口を確認するために下着を脱げと指示。

 

そして無言で確認。

 

「なんでこの人なにも言わないんだろ。今どうなってるんだ…」

そう思っている間にもおなかが痛くなる。

 

ぐうぅと痛くなるおなかの痛みに耐えるために、ベッドサイドについている転落防止のバーを握っていると、

 

 

 

これぐらいのことで、こんなところ握ってどうするの!!

手を放しなさい!!

 

 

バシっと手をはじかれ、

「息を吐きなさい!ふー!ふー!!」となぜかキレられる。

 

 

鬼だ…。どSだ。

私のナイチンゲールはどこに行った…。

地獄に落ちてしまった。

なぜ私は怒られていてこの状況は一体なんなのか…。

 

 

不安と痛みに耐えながら、「眠れるなら眠りなさい。」と捨て台詞を吐かれ放置プレイをされていた。

 

気づけば子宮口全開

かなり痛みが強くなってきて、私は気絶と痛みで目が覚めるのを繰り返していた。

 

注意しておくが、この時まだ私は陣痛と分かっていない。(笑)

 

ただ、ケータイは手元に置いていて、時間を見ると1・2分ごとに気絶を繰り返していた。

 

でもこれで痛いと言えばまたあの鬼に怒られるかもしれない。

そう思い、4時ごろまで耐えていると、自ら鬼が覗きにきた。

 

黙ってモニターをみて、私の子宮口をみると、

 

「あなた全開じゃない!!静かだから心配になって見に来たけど、もう分娩室行かなくちゃ!歩ける?」

 

 

・・・。はあ~?まじかよ。

でもこの鬼怖い。

「歩けます…」と言って、数メートル先の分娩室まで歩くことになった。

 

鬼はさらに私を介助しながら、

「だれか付き添いの人は?」と言ってきた。

 

 

え?連絡してくれるんじゃないの?と思ったが抑える。

時間は朝の4時。

連絡は全員23時には途切れている。

 

 

「母は家が遠いので来ないと思います。

主人は時間が時間なので寝ていて来ないかもしれないのでいいです。」

 

 

すると鬼。

そんなので本当にいいの!?連絡しなさい!

 

もういやだ。私はもうおなかが痛いのだ…。

なんで電話してくれないんだ。

 

 

こうして私は分娩台に乗る前にケータイを置き、ひーひー言いながらスピーカーにして旦那さんに電話した。

 

さすがに旦那さんもおかしいと思っていたのか夜中気を張っておりすぐ電話をとってくれて、

「もしもし?大丈夫か?」

 

「産まれるみたい・・・」

 

「はあーーーーーー?」

こうして、旦那さんは普段15分はかかる病院までの距離を信号をほぼ無視して駆けつけてくれた。(笑)

 

う〇こを出させてくれ(うませてくれ!)

分娩台に乗っても私はすぐに出産させてくれなかった。

 

なぜなら、B群溶連菌の抗生剤の点滴をしていないからだ。

 

点滴を先にされ、先生まだ来ない?とバタバタしている鬼たちを横目に痛みに耐える私。

 

 

もう出そうだ。う〇こ(赤ちゃん)が出そうだ

 

でも、このまま出ては赤ちゃんにいけないので、私は挟まったままいきめない状態でとにかく息を吐いて!といきみのがしを30分以上させられたと思う。

 

旦那さんが到着し、この地獄のなかでホッとしたのか涙が溢れたがすぐに痛みがくる。

 

心配して背中をさわさわ触るがイライラするので、無言で首を振った。

 

そのかわり手を握らせて・・・と、いじらしい女を演じたのだが、その握った握力がものすごかったらしく、手がミシミシいってもうちょっとしたら折れそうだったらしい。(笑)

 

 

そんなこんなで鬼たちには「頑張れー!!」と応援され、先生も無事に到着すると、

 

「じゃあ、いきんでいいからね!せーの!…もう一回!」

 

こうして、挟まっていた私の息子は2回のいきみで解放された。

無事に数秒後産声もあげ、37週にしては小さめの2111グラムの男の子が生まれた。

 

 

赤ちゃんが産まれると、鬼たちは助産師に戻り、「よく頑張ったね!可愛いよ!」といたわってくれた。

 

なぜあの時鬼だったのか不思議なぐらい穏やかな優しい顔だった。

 

私は安堵と疲れで放心状態になっていたが、旦那さんが「頑張って元気な赤ちゃん産んでくれてありがとうね。」と言ってくれたことは今でも忘れない。

 

 


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